02 漫画出版社の海外展開を支えるパートナー

日本の漫画に対する国際的な関心の高まりに伴い、海外展開は日本の漫画出版社がビジネスをスケールしていく上で鍵となる戦略です。一方で、「海外展開に向けた体制が整備されていない」「思うような成果が上がらない」といったお悩みも多数寄せられています。

出版社が海外展開を目指す際に考えられる選択肢について、まずは以下をご参照下さい。

Culture Weaverと仕掛ける“能動的”アプローチ

上記では、海外展開に際し支援を行うパートナーのひとつとして、エージェントについて述べています。「漫画出版社の海外展開を支える」という共通の役割を持つCulture Weaverとエージェントの明確な違いは、そのプローチの方法です。

エージェントが基本的に海外からのオファーに応じて諾元出版社と許諾先出版社の仲介役・代理人を務めるという受動的なアプローチをとるのに対し、Culture Weaverは出版社内の海外担当部署の一員として、能動的なアプローチをとることが可能です。

Culture Weaverがご提供するサービス例
  • ご要望に応じた頻度での定例会参加
  • 海外展開に向けた戦略策定、課題の洗い出し、対応策の提案及び実施支援
  • 海外展開を担う次期リーダーの人材育成

Culture Weaverは、「先方からの打診案件にどう対処するか」という突発的な受け身の対応ではなく、「会社として海外展開をどのように仕掛け、遂行していくべきか」という長期的戦略を見据えた上で具体的なアクションをご提案し、共に実行してまいります。

出版社が自力で海外展開を実現、継続していくために伴走できることがCulture Weaverの強みであり、日本で唯一と言える海外展開コンサルティングサービスの所以です。

また、韓国、台湾、フランス、インドネシアをはじめとする海外パートナーを複数有し、各国のビジネス文化や言語に精通するCulture Weaverならではの支援として、海外出張や展示会への同行、ミーティングへの参加、各国で留意すべきレギュレーションやビジネスマナー、商談の進め方に関するアドバイス等も可能です。自社の人材が自ら海外市場を切り開くために必要なノウハウと、きめ細やかなコンサルテーションを提供致します。

真に必要なパートナーを選ぶために

エージェントが魚を獲ってきてくれる役割だとすると、Culture Weaverは魚の獲り方を造船や網作りなどから含めてお伝えする伴走者の役割であるとお考え下さい。

エージェントに任せた場合、通訳・翻訳や契約交渉等、多岐に渡る業務を一手に任せることが可能である一方、自社の組織強化には至らないかもしれません。

Culture Weaverにご依頼頂く場合、人材育成も含め海外展開に必要なノウハウを社内に蓄積可能という利点がある一方、社内で海外担当部署を育てるためには、経営陣と現場の覚悟が求められます。

「自社で全て対応できるか分からない」「一部だけエージェントに依頼したいが、業務の切り分けが困難」といったお困りごとについては、Culture Weaverがエージェントの活用方法をお伝えすること、あるいは社内担当者としてエージェントとのコミュニケーション窓口になることも可能です。両者の特性をご理解頂き、自社のニーズや状況に応じて効果的にご活用頂くためのお手伝いができれば幸いです。